大阪の金融経済概況、2018年7月発表概要
日本銀行、大阪支店の発表によると
関西の景気は、一部に地震の影響がみられるものの、緩やかに拡大している。
輸出と設備投資は、増加している。個人消費は、良好な雇用・所得環境等を背景
とした家計の支出スタンス改善を伴いつつ、総じてみれば緩やかに増加している。
住宅投資は、弱めの動きとなっている。公共投資は、下げ止まりつつある。こうし
た中で、生産は、一部に地震の影響がみられるものの、増加基調にある。この間、
企業の業況感は、良好な水準を維持している。
先行きの景気を巡るリスク要因としては、国際金融市場の動きや地政学的リスク
を含む海外経済の動向が挙げられる。