UPDATE:2023年2月1日

手形貸付とは?

手形貸付とは、金銭消費貸借契約証書(借用証書)の代わりに、自社の手形を金融機関や貸金業者に譲渡して、期日までの利息や取立手数料を融資実行時に 差し引かれる融資の方法です。 つまり、手形貸付は、融資の一つであり、その融資の決済手段として手形決済で行われます。
手形貸付の場合は、裏書人は通常は貸付けをした銀行や事業者向け貸金業者だけとなります。このような手形を単名手形と呼びます。 これは、振出人(=債務者)が債権者に振り出す約束手形となり、受取人は債権者となります。
手形割引では、振出人のみの信用力だけでなく、裏書人の信用力も加味されますが、上記の説明のとおり、手形貸付では融資と同じですので 振出人のみの信用力で決定されます。不動産担保や売掛債権担保などと併用することも可能です。 弊社の場合、基本的に期間は1ヶ月〜6ヶ月以内、融資金額は50万円〜1,000万円となっております。
ご集金になった手形の現金化については手形割引のご案内手形割引ガイド、また、お得に現金化できる初回特典はこちらをご覧ください。

手形貸付の概要

商品名 手形貸付
ご融資対象 全国の中小企業、個人事業者
ご融資可能額 50万円〜1,000万円
貸付利率 年12.5%〜18.0%(実質金利)
貸付条件 当座預金(手形)をお持ちの方・保証人付(法人の代表者のみ)
返済方法一括返済(手形決済)
返済回数 1回
返済期間 2週間から7ヶ月以内

利息以外に掛かる費用

収入印紙・取立料・振込の場合は振込料
遅延損害金年20.0%以内
必要書類 本人確認書類、決算書
返済原資に関する資料(契約書・発注書・納品書・請求書・支払明細書など、詳しくは担当者からご説明いたします)

お申込みから実行までの流れ

迅速にお客様の資金ニーズにお応え致します。

  1. step 1 お申込み
    まずはお問い合わせフォームよりご連絡ください。
    お急ぎの方はお電話下さい。 営業担当がご応対いたします。
    フリーダイヤル: 0120-132-232
    フリーファックス: 0120-832-632
  2. step 2 審査
    必要書類を受理後24時間以内に審査結果をご連絡いたします。
  3. step 3 融資実行
    出来る限りご希望にそえるよう融資を実行いたします。
  4. step 4 アフターフォロー
    新規のお取引先の企業調査などのコンサルティングを行います。また手形割引やでんさい割引なども行っておりますので、是非ご相談ください。

ご融資の返済例

弊社の手形貸付の返済例は以下の通りとなります。

ご融資プラン 手形貸付
手形額面金額 300万円
ご融資期間 3ヶ月(90日)
ご返済方法 一括返済(手形決済)
ご返済回数 1回
実行年率 14.375%
割引料 106,335円
取立料 660円
手形額面金額 300万円
実行時お手渡額 2,893,005円
返済時手形決済額 300万円(手形額面金額)
実質年率 14.999%

※実際の融資の際は日割り計算となり、返済日により変動します。

※審査によりご希望に添えない場合がございますのであらかじめご了承ください。

※貸付条件を確認し、借りすぎに注意しましょう。

手形貸付のメリット・デメリット

手形貸付のメリットとしては借用証書作成や途中の利息の支払いなどの煩雑さがなく、印紙代の削減(借用証書より手形のほうが印紙代が安い)になります。また、一度融資枠が決定すれば、その枠内で融資が受けやすくなるメリットがあります。ほかの融資に比べ、短期的な資金需要が多いため、短期で返済すれば金利が安く済みます。
デメリットは、万が一振り出した手形の期日までに資金が準備できない場合は、手形が不渡りとなることです。融資期間に限らず、先に利息分を差し引かれるので、手元に残る資金は一般的な融資より少なくなります。

手形貸付と手形割引の違い

手形を譲渡して割引料(利息)や取立手数料などを差し引かれて、現金を受け取る行為は同じですが、手形割引と手形貸付では次の点が異なります。手形割引では振出人が振り出した手形の裏書人が必ず一人以上いることになります。
一方、手形貸付の場合は、銀行や事業者向け貸金業者などが債務者(=振出人)にお金を融資する際に、債務者は借用証書の代わりに手形を振り出します。 つまり、手形貸付の場合は、裏書人は通常は貸付けをした銀行や事業者向け貸金業者だけとなります。このような手形を単名手形と呼びます。 これは、振出人(=債務者)が債権者に振り出す約束手形となり、受取人は債権者となります。
手形割引では、振出人のみの信用力だけでなく、裏書人の信用力も加味されますが、上記の説明のとおり、手形貸付では融資と同じですので 振出人のみの信用力で決定されます。
→取引先からご集金した手形割引については、手形割引ガイドに詳細をご覧いただきお申込みください。
ご参考までに一般的な手形割引と手形貸付の比較をご紹介します。

                          
 手形割引手形貸付
可能金額 振出人により異なる
集金後は分割不可
1,000万円まで(弊社の場合)
期日ごとに分割可
期 間 通常180日以内
振出人次第で分割不可
資金繰りにより決定
分割可能
実質上限金利
※1
年率 20.0%以内
(金額に関係なく)
年率 15.0%以内
(100万円以上の場合)
保証人基本的に不要代表者様の保証が必要
担 保基本的に不要金額や期間によって必要な場合があり
必要書類 割引手形、ご本人確認書類、
支払明細書や請求書など
(手形集金の成因を裏付ける資料)
自己振出手形、ご本人確認書類、
2期分の決算書又は申告書等
(詳しくは担当者からご説明いたします)

※1  実行金利とは異なります。

手形貸付に関するQ&A

A.弊社の場合、法人の場合は、基本的に代表者様の個人保証は必要となりますが、第3者の保証人は基本的に不要です。
また担保については、不要です。ただし、融資金額や審査の結果、不動産担保や売掛債権担保をお願いする場合もございます。詳細は担当者までお尋ねください。
→手形貸付に関するご質問やお申込みはこちら

A.手形貸付は、消費貸借の目的として、自社の手形を金融機関や貸金業者に譲渡して、期日までの利息と取立手数料を融資実行時に差し引いて融資を受けます。 つまり、手形貸付は、融資の一つであり、その融資の決済手段として手形決済で行われます。手形を譲渡して現金を受け取る行為は同じですが、割引と貸付で大いに異なります。
→手形割引の詳しい内容の手形割引ガイドはこちらをご覧ください。

A.手形貸付の場合、融資実行時に額面金額から割引料、取立料が差し引かれます。割引料の計算式は以下のとおりとなります。
割引料=額面金額×返済までの日数×割引レート÷365(366)
閏年の場合は365日を366日として計算

A.手形貸付の返済方法は、手形決済による返済となりますので、返済期日までに当座へ入金してください。

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